インタビューinterview

【タップ】北海道から沖縄へ。全国でキャリア重ねたエンジニアが決意のUターン

ホテル業界のシステム開発で屈指の実績をもつタップに今年、新たなエンジニアが加わりました。約15年ぶりにUターンした、大城学さんです。札幌、名古屋、横浜、東京などでキャリアを重ね、40代で故郷に舞い降りた理由は何だったのでしょうか。そして、タップへの入社の決め手になったものは———。大城さん自身のキャリア論や、成長著しい沖縄の観光を下支えするタップの魅力について聞きました。

株式会社タップ 沖縄事業所 WEBチーム システムエンジニア

大城学さん

沖縄県南城市出身。県内の高校を中退後、北海道の農業系大学に進学。卒業後、沖縄の専門学校で情報処理を学ぶ。その後は名古屋のIT企業に就職。主にWEB系ソフトウェア開発を行うシステムエンジニアとして、東京や札幌などで複数のIT企業を経験。2018年2月に沖縄へUターン。タップに入社し、沖縄事業所(うるま市)に勤務。読谷村で県外出身の妻と2人暮らし。

IT業界、エンジニアとの出会い

雪国に憧れ、北海道で酪農を学ぶ

生まれ育った沖縄で過ごしたのは、16歳までと決して長くはありませんでした。地元の高校を中退した後に東京に出て、その後は北海道の大学に進学したからです。旅行で新潟などを訪れ、「寒い場所で暮らしてみたい」という漠然とした憧れがあったんです。周りの友人は驚いてましたけどね。

北海道の大学では、主に酪農について勉強しました。卒業後も北海道に残り、酪農業界で働くことを希望したのですが、なかなか就職先が見つからず、一度沖縄の実家に戻ることにしました。そこで、ITの勉強をするために情報処理を学ぶ専門学校に通うことにしたのです。

酪農からITへ。専門学校経て名古屋で就職

酪農からITへの大きな転換でした。ITは全く経験したことのない分野でしたが、漠然とした憧れを持っていました。しかも当時、2000年頃はこれからインターネットやITがどんどん発達していくと言われていた時期です。今後、急激に伸びていくであろうIT業界で働きたい。そういう思いが、沸々と湧き上がってきました。

専門学校では最初は右も左もわからない状態でしたが、猛勉強して基本情報処理技術者の資格を取得しました。通常2年間で卒業するところを、1年で資格を取得して卒業し、すぐにIT企業に就職することにしました。

就職したのは、名古屋に本社のある会社です。東海地方は自動車など製造業が盛んな場所です。客先である製造メーカーに常駐し、主に人事給与系のシステムを設計するプログラマーとして働きました。在職時には、横浜の事業所に勤務する期間もありました。

沖縄へUターンした経緯

技術者として、どうスキルの幅を広げるか

その後、いくつかの転職を重ねることになりました。それは、「キャリアアップ」と「勤務地」。つまり、自分自身が思い描く理想の「仕事」と「暮らし」を求め続けた結果です。

まずは、キャリアアップについてです。IT業界で技術者として働いていく中で、自分のスキルとキャリアをどう向上させるか。技術者として、どう成長していきたいのか。このことに、常に強い関心がありました。

実際、仕事内容はそれまで主に、Java言語を使ったWEBアプリケーションの設計に携わってきましたが、それ以外にもPHPなど様々な言語を駆使できるようなチャレンジングな環境に身を置くようにしてきました。そうやって少しずつ、スキルの幅を広げてきました。

名古屋、横浜、東京、札幌と渡り歩き…

同時に、どこに住むか。この点についても、いつも意識していました。ITや技術者は、ある程度のスキルがあれば、場所を選ばず働きやすい業界と職種ですしね。

私は名古屋と横浜のほかに、札幌で4年、東京で3年半ほど勤務した経験があります。札幌での就職は、学生時代からの念願でした。ただ、キャリアの壁にもぶつかりました。同じような仕事が続き、ややマンネリ化してしまったんです。一方で、東京はITや経済の中心地です。仕事の種類やIT技術者が多く、様々なサービスやシステムが集積しています。そこで一度、自分の実力を試してみたかったんです。

エンジニアになってから約15年間、このようにキャリアと場所を天秤にかけながら、その時々でベストな判断をしてきました。

そして2018年2月、沖縄へUターンしました。実家の両親と会う機会を増やすためです。私自身は長男で、将来的には沖縄に戻ることを以前から考えていて、そのタイミングを探っていました。そして40代になり、両親も70代後半に突入した2017年夏頃から、具体的に検討し始めた経緯があります。

現在の会社と仕事

観光業の実績と将来性が、タップ入社の決め手に

転職先にタップを選んだのは、専門領域の観光・宿泊業界が私の経験したことのない分野であり、また今後の市場の将来性を強く感じたからです。

タップは、ホテル基幹システム(PMS=Property Management System)を提供しており、ホテルなどの宿泊施設に関するすべての情報システムについて、コンサルティングから開発、構築、運用、保守まで一貫して行っています。歴史は約30年と長く、ユーザー数も約800施設と業界トップクラスです。

同時に、沖縄県は今、国内外からの観光客数が増加しており、県を挙げてさらに観光客を呼び込もうとしています。これからさらに市場が拡大していく観光業に携われることは、大きな魅力です。豊富な実績と今後の将来性。この2点が、タップへの入社を決めた大きな理由です。

中小施設の宿泊システムを担当

私自身は現在、中小規模の宿泊施設を対象にタップが展開しているWEB予約・宿泊管理システム「accommod(アコモド)」の開発・保守を担当しています。

これまでエンドユーザーの立場で接してきたホテル業界ですが、それを施設側の視点で見ることは非常に新鮮ですね。慣れるまでには少し時間や苦労がかかりましたが、クライアントから「使いやすくなった」などと直接、いい反響や声をもらえたときは嬉しく、大きなやりがいになっています。

「アコモド」はすでに多くの取引先がありますが、今後はさらに導入実績が増えていくことが予想されます。私自身も、それに合わせて知識やスキルをどんどん身につけていきたいですね。

今後の目標と“後輩”へのメッセージ

+αのできることを広げていきたい

タップに入社してまだ間もないですが、今年は担当している中小宿泊施設向けの管理システムの業務全般を、しっかり覚えて習得することを大きなテーマに掲げています。まずはそれをやり遂げたうえで、来年以降は+αの知識やスキルを身につけ、できることを広げていきたいと考えています。

沖縄で“東京基準”の仕事を

東京に本社があるタップでは、仕事の内容やスピード感、品質は“東京基準”とほとんど変わりません。そんな大きなやりがいを味わいつつ、東京や大阪など都会で働くよりも少しマイペースに、あまり張り詰め過ぎずに働けるのがタップや沖縄の魅力だと思います。沖縄へのUIターンや転職に興味があれば、まずは一度移住してみて、細かいことは後で考えてみるのも手ではないでしょうか。

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