インタビューinterview

【沖縄フォーサイト】「やっぱり沖縄が一番」。10年ぶりの故郷で感じたのは、都会にはない“過ごしやすさ”だった

10〜20代の多感な時期を大阪と東京で過ごし、30代半ばで沖縄へUターンした大城和博さん。昨春に沖縄フォーサイト(那覇市)に入社し、現在はニアショア開発の業務を担当しています。約10年ぶりに過ごす故郷の空気は、やはり“特別な味”だと言います。大城さんが考える沖縄の魅力は、どこにあるのでしょうか。そして、UIターン転職者に伝えたいことは。

沖縄フォーサイト株式会社 ニアショアビジネス部(システムエンジニア)

大城和博さん

沖縄県出身。高校卒業後、大阪のIT系専門学校に進学。大阪市内のソフトウェア開発会社に新卒で入社。2年後に退社し、沖縄に戻ってWEBデザイナーとして2年勤務。その後、東京に拠点を移し、神奈川県のWEB系開発会社などで働く。2018年4月、再び沖縄へUターン、沖縄フォーサイトに入社。鎌倉市(神奈川県)出身の妻と2人暮らし。

これまでのキャリア、Uターンの理由

大阪、東京で10年以上過ごす

県外の生活を味わってみたい。技術をすぐに習得できる。そんな思いで、地元の高校を卒業してから、大阪のIT系専門学校に入学することにしました。もともとIT業界には興味があり、手に職をつけられた方が将来的にも安心だろうと考えていました。

就職はそのまま大阪にとどまり、ソフトウェアの開発会社に入社しました。携帯電話やカーナビのソフト開発に携わりました。ただ、2年後に退社して一度沖縄に帰ることにしました。趣味のサッカーをしていたときに、膝の靭帯を切る大ケガをしてしまい、入院とリハビリに数カ月間費やすことになりました。精神的にも落ち込んでしまい、一度、沖縄に戻り今後のことをゆっくり考えることを決断したんです。沖縄に戻ってからの2年間はWEBデザイン会社に勤めていました。

その後、東京へ行くことを決断しました。東京にいる弟を訪ねて一緒に暮らすことにし、神奈川県藤沢市のWEB系開発会社に就職しました。当時は東京の調布市から藤沢まで通い、会社まで片道2時間半の電車通勤でした。今考えると、よく毎日通ったなと思います。その後、東京にあるパチスロ開発会社に就職しました。趣味であるパチスロの裏側や仕組み、システムなどに興味があったからです。

東京には、トータル8年ほどいました。仕事面でも生活面でも、いろんな刺激があって、いい経験ができたと思っています。

いつか沖縄に帰りたい。妻と2人で決断

東京で色々と経験を積み、2018年春に再び沖縄へUターンすることを決断しました。理由は、当時勤めていた会社と待遇面で折り合いがつかず、「これ以上は働けない」という状況になったこと。それと、妻が仕事の関係で体調を崩してしまったことです。

元々「いつかは沖縄に帰りたい」という思いがあり、東京で働いていても、ふとした瞬間に沖縄のことが頭をよぎることがありました。妻も沖縄に何度か連れて行ったことがあったのですが、気に入ってくれていたので、住んでもいいと思ったのです。そんな中で転職活動をした結果、沖縄フォーサイトに採用してもらうことになりました。

現在の会社と仕事

求められるレベルは、東京と変わらない

沖縄フォーサイトでは、ニアショア開発に携わり、要件定義からシステム構築、運用管理まで対応しています。クライアントは、大手システムベンダーや金融系、流通系、製造系、公共系と多種多様です。また開発でも、販売管理、債券・債務管理、財務会計、在庫管理、生産計画、受発注管理などの業務アプリケーションシステム開発のほかに、ネットワークプログラム作成、データベースシステム・制御系システム開発など様々です。

私自身、東京などの都市部の企業から受注したシステム開発を沖縄でニアショア開発として従事しています。プロジェクトの仕様書から、設計・開発、実装時の動作確認、障害対応などまで幅広い工程をカバーしています。東京で働いていたときと比べ、求められる技術レベルは変わらず、1つのプロジェクトを完遂するのに数カ月〜半年ほど手掛けることもあります。それをチームとして開発していきます。もしかしたら沖縄は開発案件が少ないイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。ニアショア開発のプロジェクトは多く、エンジニアが足りないくらいだと感じます。

仕事が落ち着いているときは定時の17時半で帰れますが、繁忙期は多少夜遅くまで働くこともあります。休めるときは、休む。みっちり働くときは、働く。そんな感じでメリハリをつけて働いています。

アットホームな雰囲気で、すぐに打ち解けられる

風通しのいい社風と、アットホームな雰囲気もうちの魅力だと思いますよ。役職や年齢に関係なく、何でも話し合える雰囲気がありますし、やりたいことにチャレンジさせてくれる環境もあります。沖縄本社の社員はUIターン組も多くて、平均年齢も30代前半と若くフレッシュでイベントや飲み会も多いです。

沖縄出身ではなく移住する場合、知り合いや友人をつくるのに不安を抱えている人もいると思いますが、そういう人にはいい環境だと思います。すぐに打ち解けられて、楽しめるはずです。そういう関係が築けると仕事もやりやすくなると思います。

Uターン後、生活はどう変わったか

年中暖かく、穏やかな町の空気

沖縄に帰ってきてから、「やっぱり沖縄が一番だな」としみじみと感じています。東京も大阪も嫌いなわけではないのですが、沖縄は温暖で、雰囲気も穏やかです。私の感覚では、東京や大阪は「暖かい」と思えるのは年に数カ月しかなく、冬は本当に寒いと感じます。沖縄の場合、夏場は日差しが強く暑いですが、年間を通して暖かく過ごせるのでいいと感じています。

それと東京や大阪にいた頃は、今思えば常に気が張っている状態だったと思います。どこに行っても、とにかく人が多くいるように感じます。今は満員電車に乗ることもなく、通勤はバスで数十分です。

仕事終わりは会社の仲間と飲みに行くこともありますが、直帰して家でゆっくり過ごすことも少なくありません。休日も実家に帰ったり、海に行ってのんびり過ごしたりと、ゆったり過ごすことができ、オンとオフの切り替えがしやすくなりました。最近は運動ができていないので体を動かしたいです。まずはランニングから初めて、そのうちサッカーもできるようになれるといいと思っています。

収入は少し減るも、家賃は安く

収入は少し減りましたが、家賃は東京より安く、それほど困ることはありません。私が今住んでいる那覇は県内では割高なエリアなので、郊外に行けばもっと安く家を借りられると思います。

ただ、沖縄の場合、船や飛行機などの輸送費の関係で物価はそれほど低くない印象です。インフラが少し弱い印象があり、停電や断水などが起こることがあります。あと、沖縄は車社会なので移動するときや雨の日は車があった方がいいですね。

それと、引っ越しには注意が必要です。私の場合はちょうど引越繁忙期の3~4月だったので、業者に見積もりを頼んだら、なんと40万円かかると言われてビックリしました。結局、できるだけ自分たちで郵送するようにしたので十数万円で済みましたが、引っ越しする際は、タイミングと方法などを考えておいた方がいいと思います。

今後のキャリア、転職者へのメッセージ

資格取得し、キャリアアップへ

若い頃は好奇心から、いろんな場所でいろんな仕事を経験してきましたが、そんな私も今年で36歳になります。ですから、ここ沖縄フォーサイトでステップアップしていくことを考えるようになりました。

今後は開発業務だけでなく、プロジェクトのチームリーダー、そして将来的にはプロジェクトマネージャーとして、プロジェクトを任されるような存在になっていきたいです。まだ知識も技術など不足している部分があるので、会社の資格取得補助などを活用しながらキャリアアップしていきたいと考えています。

これから先も、ずっと沖縄で過ごしたいと思っています。近い将来、家も建てたいですね。那覇から離れた郊外で、ゆったりと生活できれば最高です。

何を大切にするか。そこから選択してみる

沖縄が好きなら、沖縄で仕事をした方が満喫できる。それが、私がストレートに伝えたいメッセージですね。もちろん、人それぞれ事情や思いがあることですから、誰もが簡単に決断できることではないと思います。その人が、何を大切にして生きていきたいのか。それが重要だと思います。

私の場合は、沖縄の気候や自然、空気感。そういう過ごしやすさに魅了されました。過ごしやすさを選ぶなら、沖縄はとてもいい場所です。技術を磨きたいなら、東京にはたくさん機会があるとは思いますが、最近は沖縄でもITのコミュニティや勉強会などは増えてきているので、沖縄でも十分に技術は磨けると思います。また、収入を重視するなら、東京がいいと考える人は多いでしょう。確かに、沖縄では収入は少し下がるケースの方が多いかもしれませんが、例えば那覇市内の企業であれば、都心部と比べて待遇に遜色のない企業を探すこともできるはずです。

私が沖縄を離れてからの十数年で、沖縄の経済は随分と発展しました。沖縄のIT業界もこれからますます成長していくと思うので、これからこの業界で活躍したいと考えている人にとっては、沖縄はチャンスをつかめる場所だと思います。ぜひ、思い切ってチャレンジしてみてください。


●【NEWS】移住イベント@渋谷に、沖縄フォーサイト株式会社が出展します!イベントの詳細はこちらにてご確認ください。

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