インタビュー interview

【パーソルプロセス&テクノロジー】共通言語は英語、グローバルチームで“東京レベル”の大型プロジェクトに携わる

英語を使うグローバルチームでの開発と、自身のスキルアップ。そんな希望を胸に、20代半ばでUターンを決断したパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(那覇市)の山里カズミさん。「想像していたよりも早かった」とUターンのタイミングを語る山里さんに、同社との出会いと、現在の仕事と暮らしについて聞きました。

パーソルプロセス&テクノロジー グローバルサービス部

山里カズミさん

沖縄県宜野湾市生まれ。琉球大学卒業後、航空・観光分野を専門とする外資系IT企業へビジネスアナリストとして新卒入社。本社のあるインドでの研修を経て、東京支社へ配属。国内大手旅行会社向け案件のプリセールス(※)アシスタント、国内大手航空会社向けシステム開発のブリッジSEとして勤務。2018年3月にUターンし、パーソルプロセス&テクノロジーに入社。読谷村在住。26歳。

※ システム構築やソフトウェア製品を販売・導入する際に、営業担当に同行し、ITの技術的な知識を用いて営業担当をサポートする仕事。

社会人としてのキャリア

航空・観光の外資系IT企業に新卒入社

沖縄で、日本人の父とマレーシア人の母の間に生まれました。地元の琉球大学を卒業後、新卒で入社したのが航空・観光分野を専門とする外資系IT企業です。職種はビジネスアナリストでした。エンジニアのようにコーディングなどの開発作業を行うのではなく、主に上流工程の要件定義などを担うポジションです。

その会社に入ったのは、観光業に興味があったからです。旅行が好きで、マレーシアをはじめ東南アジアをよく旅してましたし、大学ではホテルや航空ビジネスを中心に観光学を勉強していました。ただ、単に観光のサービス業の仕事に就くのではなく、別の視点から観光業の発展に役に立てないか。そう思ったんです。その会社は、観光や航空分野のシステム開発を手がけていました。専門的なスキルを身につけながら、観光業に携わりたかったんです。

インドで研修、東京支社でブリッジSE

入社後はまず、本社のあるインドで研修です。インド南部の町・トリバンドラムは、気候が涼しく、緑も溢れていて人もやさしい。そこで過ごした6カ月間は新鮮で、刺激的な日々でしたね。

研修が終わってからは、東京の支社に配属されました。最初の約半年間は、国内大手旅行会社向け案件のプリセールスアシスタント、その後の1年ほどは国内大手航空会社のシステムを担当するブリッジSEとして働きました。ブリッジSEは、日本のお客様とインドにいるオフショア開発のメンバーの間に入って、プロジェクトの進捗管理やテストなどを行う橋渡し役です。具体的には、航空関連の予約やチェックインのシステム開発を担当していました。

Uターン・転職の経緯

現状維持しつつ、スキルアップもできる場所を見つけた

そうした中、2018年3月に沖縄にUターン転職しました。理由は、東京で働いていたときとほぼ同じ仕事のスタイルを、沖縄でも実現できる。そんな会社を見つけたからです。それが、現在勤めるパーソルプロセス&テクノロジーです。

同じような仕事のスタイルとは、海外のメンバーと英語を使いながら、グローバルチームで進める開発モデルです。さらに、ここではスキルアップができて、オールラウンダーなエンジニアになれるとも考えました。前の会社で、ブリッジSEとして客先に出向していたときのことです。単にお客様と開発メンバーの橋渡し役として存在するのではなく、実際に私自身が開発作業もできるようになれば、よりスムーズにプロジェクトを進められると思ったんです。

パーソルプロセス&テクノロジーでは、前職でやっていたような要件定義やチームマネジメントに加え、開発業務のスキルも求められます。ここでなら、そういうオールラウンダーになる目標に近づけると考えました。

思っていたよりも早かった決断

パーソルプロセス&テクノロジーを見つけたきっかけは、2017年秋に東京で開催された「ITキャリア沖縄」のUIターンイベントでした。そこで担当者の話を聞いて、一気に興味が湧いたんです。

もともと住む場所に強いこだわりはなく、やりたい仕事ができるかどうか。その基準を大事にしてきました。ですから、東京にも強い思い入れがあったわけではないんです。一方で、やっぱり将来的には沖縄に戻りたい。その思いはずっと抱えていました。そんなときに目にしたのが、「ITキャリア沖縄」のイベント情報だったんです。

Uターンしたのは、20代半ばです。想像していたよりも早いタイミングでしたが、やりたい仕事ができる会社を見つけることができたので、迷わず沖縄行きを決断しましたね。

現在の会社と仕事

東証一部上場のグループ会社、プロジェクトも幅広く

パーソルプロセス&テクノロジーの最大の特徴の1つは、グローバルチームで行う開発スタイルです。グループ会社のベトナムをはじめとする海外のエンジニアとチームを組んで、英語を共通言語に開発するスタイルです。出社から退社するまで、英語しか使わない日もあります。

また、東証一部上場のグループ会社であり、国内外90社、社員数約4万人と大きな組織です。クライアントの業界も幅広く、ユーザーが数万人規模の大型業務システムからWEBサービス、スマホアプリなどまで、大小様々なプロジェクトを上流工程から保守フェーズまで一貫して手がけています。以前の会社は観光に特化していましたが、今はいろんな業界に携われますし、その分幅広い技術を身につけられるのも、私にとっては大きな魅力ですね。

それと、給与の面でも沖縄の中では高水準だと思います。私は面接時に希望条件を伝えた結果、前職と比べて現状維持に近いかたちで入社できました。これまでの経験やスキルを考慮してもらえたんです。

「人材の見える化」システムのチームリーダーに

私が現在担当しているのは、グループ内のタレントマネジメントシステムの開発です。その中で、私は社員の情報を集計・分析する機能のチームリーダーを務めています。簡単に言えば、「人材の見える化」を実現するためのシステムです。例えば、社内で新しいプロジェクトチームを立ち上げたいとき。「英語」「会計」など、スキルに合わせて適した社員をデータベースから検索し、どういったメンバーで構成すれば適材適所のチームを組めるか。そういったことをシミュレーションしたりできます。このタレントマネジメントシステムの開発には、ピーク時は全体で100人以上のメンバーが関わっていました。

人事管理系のシステムはすでにいろんな企業で使われていますが、こうしたシミュレーション機能などがあるシステムはまだ少なく、珍しいはずです。もともとは社内向けのシステムですが、特に社員の多い大企業を中心にニーズは高まっているので、外部のクラアントにも積極的に提案していきたいですね。

私自身、これまでリーダーとして機能をゼロから立ち上げたことはなかったので、貴重な経験ができましたね。要件定義、設計、開発、テスト、さらにベトナムにいる開発メンバーとの調整など、このプロジェクトを通して多くのことを学ぶことができ、エンジニアとしてのスキルアップにもつながりましたね。最初はどのように進めればいいか、不安もありましたが、困ったときは上司に教えてもらったり、プロジェクトメンバーと相談したりしながら進めてきました。社内は相談しやすい雰囲気なので、助かりますね。

Uターン後の暮らし

忙しくても、オンとオフの切り替えがしやすい

大学を卒業するまで沖縄で暮らしていたので、生活面での不安はありませんでしたね。Uターンして改めて感じるのは、沖縄は仕事をするのに最適な場所だということです。空気が澄んでいて、空も広くて開放的で、自然とやる気が出てくるんですよね。それと、オンとオフの切り替えがしやすいですよ。仕事が忙しくて大変でも、終わった後に自然の中で心を休ませたり、リフレッシュできる環境があります。

最近、那覇から読谷村に引っ越したんです。一緒に暮らすパートナーの地元です。以前の那覇では会社まで自転車で15分ほどの場所に住んでましたが、今は通勤に車とバスで1.5時間かかります。那覇は買い物にも通勤にも便利な場所でした。ただ、読谷での生活もまた違った意味で快適です。会社との距離が遠くなったことで、オンとオフの気持ちの切り替えがよりスムーズにできるようになりましたし、観光で有名なビーチもたくさんあります。休日の朝は、近所の子どもたちのはしゃぎ声で目が覚めることもあります。のどかな田舎なので、ゆったり過ごせて心地いいですよ。

「スージグワー」を撮影、那覇のまちづくりにも参画

Uターンしてからは、家族や地元の友人と過ごしたり、趣味に費やしたりする時間も増えました。休日は、趣味の写真撮影によく出かけてますね。今のめり込んでいるのは、沖縄の方言で「スージグワー」という小道です。那覇市の首里地域などには、風情漂う小道がたくさんあるんです。そういう昔ながらの風景が好きで、カメラ片手にいろんな場所を散策しています。

ほかにも、那覇市が主催する「なは市民協働大学院」で、まちづくりの活動にも携わっています。参加者同士でチームを組んで地域課題について学び、企画を立ててアクションする市民参加型のコミュニティです。私のチームは、独居老人が多く住む地域で住民同士が支え合う関係を構築するためのプランをつくりました。

那覇市首里山川町にて(撮影:山里さん)

今後のキャリア、読者へのメッセージ

海外のプロジェクトを回せるようになりたい

転職して2年弱。まだ技術経験は浅いので、この1〜2年でプログラミングをはじめとする技術スキルを高めるのが直近の目標です。その後は、現場の開発者が直面する技術課題に対してサポートできるようなスキルと、チーム全体で気持ちよくプロジェクトを進めるためのマネジメントスキルで、この会社に貢献したいですね。

技術とマネジメントの両方の力をつけて、海外のお客様をターゲットにしたプロジェクトにも携わりたいと思っています。現在、パーソルプロセス&テクノロジーとしてはシンガポールやオーストラリアのお客様との取引実績がありますが、将来的にはそうした海外案件も1人で回せるようになるのが大きな目標です。

理想のライフワークバランスを手に入れよう

沖縄に転職しても、東京と同等レベルの仕事を続けることはできます。特に、うちの会社のようなグローバルチーム開発に携われる場所は、そう多くありません。

必ずしも、英語は必須条件ではありません。英語力が重要視されるプロジェクトもあれば、そうではない仕事も当然あります。今は話せなくても、会社として英語学習のサポート制度を用意しているので、やる気さえあれば語学力を磨き、希望する仕事に関われるチャンスは十分あります。また、私のように最初は技術力が乏しい場合でも、経験豊富な社員がサポートしてくれるので、スキルアップも可能です。グローバルなチームで開発をやりたい、スキルアップしたいという人がいれば、ぜひ私たちと一緒に働きましょう。

沖縄は、仕事も生活もしやすい魅力的な場所です。仕事もしっかりやって、オフも存分に楽しみたい。そんな充実した生活を送れるチャンスが、ここ沖縄にはあります。


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