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全国での災害時ネット安定実証実験に、沖縄通信ネットワークが参加

2017年12月14日

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琉球新報(2017/11/2)に『DNSサーバー分散なら 災害時もネット安定』という記事が掲載されました。ITキャリア沖縄に求人掲載のある沖縄通信ネットワークを含む、全国の通信事業者8社が参加し、大規模災害時のインターネットの安定的運用を目的とした実証実験が1年以上に渡って行われ、その結果が公表されたとのことです。

ドメインとDNSサーバーが東京で集中的に管理されてきたことなどにより、首都圏の大災害時には、Webの閲覧やメールの送受信など、インターネットサービスの利用に致命的な影響が生じるのではないかという心配がありました。実証実験では、全国8つのエリアで分散管理することで、大規模災害時にも安定的にネットが運用できることが証明されたとのことです。さらに、物理的に遠くにあるサーバーを介さずに済むことによって、通信速度の向上も見られました。

沖縄通信ネットワーク社によると、「インターネット重要基盤である TLD DNS の地理的分散化に取り組む今般の共同実験によって、自然災害に強いインターネットサービス環境の検証ができ、今後も、積極的にこのような実験に参加し、災害に強い強靭なネットワークの構築を進めていきたい」とのことです。今回の結果を受けて、沖縄の通信事業者が全国の通信事業者と連携し、非常事態に備えたネット運用体制を築けること、それを支える確かな技術を持ち合わせていることも実証されたのではないでしょうか。

 

沖縄通信ネットワーク
JPRS および電力系通信事業者8社が共同研究の成果を公開
https://www.otnet.co.jp/#newsrelease

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