インタビューinterview

【ちゅらっぷす】半分は好奇心。突然の誘いで舞い降りた沖縄に、予想を越える快適な暮らしがあった

主にスマートフォンアプリやWEB向けゲームの企画開発・運用を手がける、ちゅらっぷす株式会社(那覇市)。社名の由来が「美ら(ちゅら)+Apps」であるように、沖縄を舞台に日本、さらには世界に向けてゲーム、そしてエンターテインメントを発信しようとヒット作を打ち立てています。親会社の株式会社ディー・エル・イー(東京)の関連会社として、2015年に設立。「おもしろい仕事がある」と誘いを受けてIターン転職した2人に、沖縄の魅力を語ってもらいました。

 

 

小菅聡 執行役員 プロジェクト統括部 部長 ディレクター *写真右

1978年、茨城県生まれ。2007年、大手ゲームメーカーの株式会社スクウェア・エニックスに入社し、モバイル事業部で携帯向けコンテンツを中心にWEBサービスのディレクターを経験。転職を経て、2016年5月に東京から沖縄へ移住し、ちゅらっぷす株式会社でゲームコンテンツ「おそ松さんのへそくりウォーズ」などの統括ディレクター。

 

菱沼雄太 技術部 SREチーム マネージャ シニア アーキテクト *写真左

北海道出身。名古屋市の専門学校を卒業後、市内の金融系SIerのエンジニアとして上流工程を担当した後、東京でエンタメ系、ゲーム系などの業界でフルスタックエンジニアとして活動。2017年9月、夫婦で沖縄にIターンし、ちゅらっぷす株式会社に入社。ゲームのプロジェクトのディレクションやエンジニアリング業務に携わる。

沖縄にIターンした理由
「おもしろいゲーム会社がある」「一緒にやらないか」。先輩、知人に誘われ…

小菅:
私は茨城県の生まれ。田舎生まれ、田舎育ちなんです。ですから、もともと都会ではなく、仕事があるなら地方で働きたいと考えていました。ただ、地方にはなかなかやりたい仕事がなく、長く都内で働いていました。ゲームメーカーのモバイル事業部で、携帯向けコンテンツを中心にWEBサービスのディレクションなどデジタルコンテンツに携わっていました。そうした中、前職の先輩でちゅらっぷすの取締役である成沢(理恵)から「沖縄におもしろいゲーム会社がある」とお声がけいただきました。

ずっと魅力的な仕事さえあれば地方に住みたいと思っていたわけですが、まさかそれが沖縄とは驚きでしたね。正直、沖縄にはそれまで縁があったわけではありませんでしたが、好奇心半分飛び込んだのがきっかけです。

菱沼:
私も同じように、ちゅらっぷすの別の取締役・中山(詞夫)から「一緒にやらないか」と声をかけられたのが直接的なきっかけです。中山とは以前、東京で一緒に仕事していた縁で、誘ってもらった経緯があります。

突然の誘いでしたが、不安や迷いは特になく、Iターンの決断は早かったですね。私は北海道で生まれ育ち、名古屋の専門学校と会社を経験し、その後は東京でエンジニアをしていました。以前から各地を転々としてきたので、移動や転勤を苦に思わない性格なんです。

それと、重度の花粉症に苦しんでいたのですが、沖縄には花粉がないと聞いていたので、むしろ「これはチャンスだ」と思って移住することにしました。

現在の会社と仕事
自社でゲーム企画・運営を完結。技術習得にも熱心

小菅:
私は今、ゲームコンテンツの運営ディレクターをはじめ、「おそ松さんのへそくりウォーズ」や「斉木楠雄のΨ難 妄想暴走!Ψキックバトル」など、当社が行っているすべてのコンテンツをみています。

ちゅらっぷすは、親会社のディー・エル・イーと一緒に自社内で企画・運営を完全にコントロールしている案件が多いのが特徴です。プロジェクトマネージャーからディレクター、デザイナー、プログラマーなどまで、ゲーム開発・運営に必要なメンバーが揃っているので、ワンストップでオペレーションを行うことができます。それでいて、会社規模がまだ大きくない分、小回りが効きやすく、変化へのスピードが早く柔軟に対応できるのも強みです。

それと、東京(ディー・エル・イー)とのつながりが強い点も大きなメリットだと思います。ちゅらっぷすの一部の役員は、東京で営業活動もしているので、東京からの最新の情報を仕入れたり、そのリソースやお金をうまく連携させながら仕事ができるからです。経営的にも、東京の資本が入っているのは安心材料の1つですね。

菱沼:
私は、自社企画のゲームのプロジェクトのディレクションとともに、日々のエンジニアリング作業も担っています。

ちゅらっぷすの社風として強く感じるのは、チャレンジングな姿勢が社内に浸透していることです。ゲームの企画・開発以外にも、例えば最近ではVRやブロックチェーンのプロジェクトなど、流行りや先端の情報をキャッチし、いち早く技術習得につなげようという取り組みが目立ちます。エンジニアにとっては、都会を離れることで技術的に遅れをとることを不安視する人も少なくないと思いますが、ちゅらっぷすは新しい情報や技術の習得にとても理解のある会社です。

社内でも、東京にいるディー・エル・イーのメンバーとチャットツールを使って日々一緒に仕事をしていますし、私自身は東京にいる頃と仕事のレベルや内容は変わらず、単に沖縄というリゾート地に移って仕事をしているような感覚です。

男女、単身、家族連れ…約半数がUIターン者

小菅:
社内はコミュニケーションが活発で、非常に明るい雰囲気ですよ。私が入社した当時は社員はまだ10人程度でしたが、現在は37人ほどにまで増えました。今、まさに成長を遂げている過程にあります。その原動力の1つが、菱沼が感じているようなチャレンジングな社風にあるんでしょうね。もっと大きく、もっといろんなことやりたい。そんな雰囲気があります。

今、社員の半数近くがUIターン者です。男女、単身、家族連れなどいろんな経験者がいるので、UIターンを検討している人には参考になるような情報をお伝えできますし、全力でサポートしたいと思います。バーベキューやボードゲームなど、社内のイベントも盛んですし、社内に限らず県内には移住者のコミュニティが数多くあるので、私のように決して初めから沖縄に詳しい人間でなくても、入りやすい場所だと思います。

Iターン後の生活・暮らし
満員電車からの解放、海に温泉、ビール…生活の「質」が向上

菱沼:
私は最初から、「沖縄に行くぞ」と狙いを定めて移住したタイプではありませんでしたが、来てみれば予想以上に快適な生活を送れています。満足度はかなり高いですよ。

まずは花粉症です。一緒に移住した妻も以前は花粉症に苦しんでいたんですが、今は全く症状が出なくなりました。それと、真冬でも気温が10度を下回ることがないので、年中暖かくて快適ですね。

東京に住んでいたころは車を持つことなんて考えていませんでしたが、今は車を購入し、週末はよくドライブをしながら観光しています。私の感覚では、那覇は十分都会で不便なことはありませんし、一方で少し車を走らせればきれいな海にたどり着けます。しかも温暖なので、春先から秋まで長い期間泳げます。沖縄移住を決めた当初は妻も驚いていましたが、今では「夫婦生活がよくなった」と言われるようになりました。

それと、通勤の満員電車から解放されたこともメリットですね。今は自宅から会社まで往復1万歩くらいあるのですが、片道20分ほど歩いて通勤しています。すっかり健康になりましたよ。

小菅:
Iターンする前に思い描いていた、南国リゾートのイメージそのままですね。実際に住んで、働いてみて、環境のすばらしさを痛感しています。

私の場合、生活の内容や行動が劇的に変わったわけではないんですが、間違いなく「質」が上がりましたね。気分転換のメリハリがつけやすくなりました。

通勤で電車に乗らなくなり、日々何かに追われるように忙しく過ごしている人や、疲れ果てた人の表情を見かけることもなくなり、むしろ楽しそうにしている観光客を多く見かけるようになりました。周囲には、きれいな海や自然もたくさんあります。

休日は、那覇空港から車で15分ほどの場所にある瀬長島でビールを飲みながら、ハンモックカフェで揺られ、温泉で夕日を見て帰宅する。そんな時間を過ごしています。そんな風に気分のメリハリがつけられる環境は、エンターテインメントに関わる身としては、非常に心地よく感じています。

それと、東京との交通の便も意外といいですよ。ちゅらっぷすのオフィスは那覇空港まで10分程度の距離にあります。ですから、利便性は高く、帰省する際も飛行機になるのでちょっとワクワクします。距離は全く気にならないですね。

UIターンを検討している人へのメッセージ
発展途上の会社で、成長を体感できる

小菅:
仕事内容や職場環境はできるだけズレが生じないように、一度内覧したり、働いている人と話したりして、事前に情報を仕入れることを勧めます。私の場合は、取締役の成沢から事前に聞くことができたので、移住後もギャップを感じることがありませんでした。

ちゅらっぷすは、まずは沖縄を代表するゲーム会社になることを目指しています。今はその成長過程で、まだまだ伸びしろがあると思っています。ですから、会社が成長していく過程を体感することができると思います。

また、発展途上である分、まだ社内体制や業務フローも途上、つまり改善の余地があるので、東京などでスキルを積んだ経験者にはその経験をぜひ持ち込んで、社内の基盤づくりや成長に貢献していだけると嬉しいですね。そうした意味でも、貪欲に「こうしたい」などと提案や意見を発信してくれる意欲的な人にはぴったりの会社です。

働く環境と、快適な暮らし。沖縄は、オンとオフのメリハリのつけやすさは国内でも随一の場所ではないでしょうか。どなたにも自信を持ってオススメできるライフスタイルです。

菱沼:
ぜひ、キャラが濃い人に沖縄を勧めたいですし、一緒に働きたいですね。沖縄の人はやさしく穏やかで、おとなしい性格の人が多い印象があるので、逆にキャラが際立った人だとおもしろい化学反応が生まれたり、その本人も一層輝けるのではないかと思っています。

私が今、こんなに充実しているように、沖縄のことをそれほど知らなくてもきっと大丈夫ですよ。繰り返しになりますが、那覇は十分都会ですし、週末はリゾートな気分を味わえます。満員電車はないですし、何より花粉症の人にもオススメしたいですね。まずは一度、観光のついでにでも気軽にちゅらっぷす

おすすめコンテンツ

  • インタビュー
最初は石垣島へ。フリーで生計立てる ——生まれは岐阜ですね。まずは経歴を教えてください。 見田村: 地元...
  • インタビュー
これまでのキャリア、Uターンの理由 大阪、東京で10年以上過ごす 県外の生活を味わってみたい。技術をすぐに習得...
  • インタビュー
エンジニアのキャリア、Uターンのきっかけ 気象台を目指すも、公務員試験に失敗 気象台で働きたい。これが、学...
  • インタビュー
これまでの経歴、Iターンした経緯 大阪、兵庫で約40年。根っからの関西人 生まれ育ったのは大阪です。社会人にな...